「嫌われる勇気」 抜粋 (8/13)

アドラー心理学


「嫌われる勇気」抜粋(一部アレンジ)の、その8です。

「わたし」は
世界の中心に君臨しているのではなく、
共同体の一部であり、
そこへの「所属感」を求めている。

「所属感」を得るには
共同体に積極的にコミットすること、
つまり「人生のタスク」に立ち向かうことが
必要である。

立ち向かうためには
「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく
「わたしはこの人になにを与えられるか?」を
考えなくてはならない。

「所属感」とは自らの手で勝ち取るものである。

共同体の範囲は無限大。
対人関係のなかで困難にぶつかり、
出口が見えなくなってしまったときの行動原則は
「より大きな共同体の声を聴け」ということである。

(つづく)