「嫌われる勇気」 抜粋 (7/13)

アドラー心理学


「嫌われる勇気」抜粋(一部アレンジ)の、その7です。

【第四夜:世界の中心はどこにあるか】

対人関係の出発点は「課題の分離」、
ゴールは「共同体感覚」。

共同体感覚とは、
他者を仲間だと見なし、
そこに「自分の居場所がある」と
感じられることであり、
幸福なる対人関係のあり方を考える、
もっとも重要な指標。

社会学での最小単位は
「わたしとあなた」であり、
この段階から
「自己への執着(自己中心)」から
「他者への関心」に
切り替えていく必要がある。

課題の分離ができておらず、
承認欲求にとらわれている人は、
きわめて自己中心的であり、
他者からどう見られているかばかり気にかけ
「わたし」にしか関心を持たない自己中心的な
ライフスタイル(生き方)を選択している。

(つづく)