「嫌われる勇気」 抜粋 (6/13)

アドラー心理学


「嫌われる勇気」抜粋(一部アレンジ)の、その6です。

対人関係の悩みを
一気に解消する方法の一つとして、
他者の課題には介入せず、
自分の課題には
誰一人として介入させないことがある。

この課題の分離は、
対人関係の入り口である。

承認欲求や、他者から嫌われたくないという思いは、
本能的で自然な欲望ではあるが、
「対人関係がすべての悩み」であるなら、
「自由」とは「対人関係からの自由」であり、
その帰結として
「自由とは、他者から嫌われること」、
ということになる。

つまり「嫌われる勇気」こそが
あらゆることから「自由」になり
解放される源泉となる「幸せの勇気」となる。

そしてこの「勇気」があれば、
対人関係のカードは
常に「わたし」が握っていることになる。

(つづく)