「嫌われる勇気」 抜粋 (3/13)
「嫌われる勇気」抜粋(一部アレンジ)の、その3です。
もし、相手の言動に本気で腹が立ったら、
相手は「権力争い」を挑んできており、
その争いに勝つことで、
自らの力を証明しようとしている。
仮に相手が負ければ
「復讐」の段階に移行してその機会を伺う。
だから権力争いを挑まれても
絶対に乗ってはいけない。
また、権力争いでいくら自分が正しいと思っても
相手を非難しないこと
人は、対人関係の中で
「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、
すでに権力争いに足を踏み入れている。
これは多くの人が陥る、対人関係の罠である。
主張の正しさは勝ち負けとは関係ない。
あなたが正しいと思うなら、
他の人がどんな意見であれ、
そこで完結すべきである。
誤りを認めることや、
謝罪の言葉を述べることは、
「負け」ではなく、
正しさで相手を打ち負かさないことも含め、
権力争いから自由になることである。
もし、あなたが他者を「敵」だと見なし、
「仲間」だと思えないとしたら、
勇気をくじかれたあなたが
「人生のタスク」から逃げているためである。
(つづく)
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