気分は現実化するのだ! (6/13)
(つづき)
引き続き1作目「サラとソロモン」からのソロモン発言抜粋、第6弾です。
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サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣 (2005/11) エスター ヒックス、ジェリー ヒックス 他 商品詳細を見る |
●「素晴らしい流れ」より
○君は自分が「愛する者」であるということを理解しつつある。
君は、非物質レベルの混じりけのない至福のエネルギーが
物質レベルに延長された存在なんだ。
つまり愛の延長なんだ。
君が、周囲の状況にかかわらず、
何が何でもその混じりけのない愛のエネルギーを
流れるままにまかせることができるようになれば、
無条件の愛を達成したことになるんだ。
それができたなら、
いや、それができてはじめて、
君は真の意味で、
非物質レベルの君の本質が物質界に延長された存在となり、
本当の君がこの世に生まれて表現しようとした通りの自分になれるのだ。
それができてはじめて、
君の存在の目的を真に成就することになるんだ。
○これは最初に君には少し奇妙に聞こえるだろうと思う。
これはほとんどの人々にとって、
全く新しい考え方なんだ。
けれどもこれを理解するまで、
人は決して本当の幸せにはなれないんだよ。
少なくとも、ずっと幸せであり続けることはできない。
これがどういう仕組みになっているかを説明してあげよう。
○常に君に向かって流れ続けている
≪混じりけのない至福のエネルギーの流れ≫があるんだ。
それを≪生命の力≫と呼ぶ人たちもいる。
他にもいろいろな名前で呼ばれているけれど、
とにかくまず、
君たちの地球を創り出したのも、
この≪エネルギーの流れ≫なのさ。
そして、この美しい地球を存続させているのも、
≪エネルギーの流れ≫なんだ。
≪エネルギーの流れ≫のおかげで、
地球は他の惑星との間に完璧な距離を保ちながら軌道に乗って公転している。
この≪エネルギーの流れ≫が、
微生物の完璧なバランスを保っている。
≪エネルギーの流れ≫が、
君たちの地球の水を完璧なバランスに保っている。
この≪流れ≫が、
君が眠っているときも、
君の心臓に鼓動を打たせているんだ。
これは素晴らしい、
強力な≪万事良好≫の流れなんだ。
そしてこの流れが、毎日、毎晩、毎分、
君たち一人ひとりの中に流れ込んでいるんだ。
○君たち地球に住んでいる人間は、
どの瞬間にも、
君はこの素晴らしい流れを流れるままにまかせることも、
それに抵抗することもできるんだ。
それが君に流れ込むままにさせることもできるし、
その流れを流れ込まないようにすることもできるんだ。
○誰もがそれを欲しいと思うだろう、
もしも彼らがそれを理解できたとしたらね。
それに、誰も決して故意にそれに抵抗するということはないんだ。
ただ、人々はお互いから学んでしまった習慣があって、
それがこの≪万事良好≫の流れに対する抵抗を
引き起こしているんだ。
○≪万事良好≫の流れに
人々が抵抗する主な理由は、
≪万事良好≫の流れに抵抗している他人が創り出した証拠に
目を向けているからなんだ。
○君が何かに君の注意を向ける時、
ただそれを観察しているというだけで、
それを観察している間中、
君の波動がその波動と同じになるんだ。
だから例えば、君が病気に目を向けているなら、
病気に注意を払ったり、
それについて話したり、
考えたりしている間は
君の波動は病気の波動と同じになっているので、
≪万事良好≫の流れを自分に流れ込ませないようにしていることになるんだ。
≪万事良好≫の流れを流れ込ませるためには、
≪万事良好≫の流れに注意を向けていなければだめなのさ。
○これは≪共鳴引力(引きよせ)≫についての話なんだ。
健康を引きよせたければ、
君の波動が健康の波動と同じにならなければならない。
もしも君が病気の人に注意を向けるならば、
同時に健康を引きよせることはできないんだ。
○病人を見ること自体はかまわないんだ。
ただ、彼らを病気の人だと思って見ないようにすることだ。
彼らを、健康を回復しつつある人として見るんだ。
それよりもっといいのは、彼らを健康な人として見ること。
あるいは、彼らが健康だった時のことを思い出すことだ。
そうすれば、病気の人々を口実として≪万事良好≫の流れが
君の中に流れ込んでくるのを止めてしまうことがなくなるんだ。
人々にとってこれを理解することはやさしいことではない。
なぜなら、
人々は自分たちの周囲のすべての物事を
観察するように教え込まれているからだ。
何らかの物事を見ていていやな気持ちを感じる時、
そのいやな感じというのは、
「たった今、自分自身で≪万事良好≫の流れを流れ込ませないようにしてしまった」
ということを警告する信号なんだ。
このことを人々が理解できたなら、
こんなにも多くの人々がいやな気持ちを感じるような物事ばかりを
眺めようとはしないはずだ。
他のほとんどの人々がやっていることを理解しようとするのをやめてごらん。
そしてよく聞くんだ。
≪万事良好≫の流れという、
常に着実に流れている不変の流れがあって、
それはいつでも常に君に向かって流れているんだ。
君がいい気持ちを感じている時は、
君は≪万事良好≫の流れを流れ込ませている。
いやな気持ちを感じている時は、
≪万事良好≫の流れを流れ込ませていないんだ。
このことを理解して、君が最もやりたいと思うことは何だい?
○君がテレビを見ていて、
いやな気持ちを感じさせる何かを見たとする。
君がいやな気持ちを感じている時はいつでも、
君は≪万事良好≫の流れを押しのけているんだ。
「いやだ!」という時はいつでも、
君は≪万事良好≫の流れを押しのけている、
つまり抵抗しているんだ。
○なぜなら、人が自分の望まない物事に注意を向けている時、
その人の波動は自分の望まないものと同じ波動になっているからだ。
それはつまり、その人は自分の望んでいるものを
押しのけているということになる。
だから≪万事良好≫の流れにつながったままでいるための秘訣はこうだ。
君の望まないことを素早く突き止めてから、
その後はすぐに君が望むことに注意を向け直して、
それに対して「これがいい!これを望む!」と思えばいい
ということ。
これだけだ。
○君にはできるさ。
君はここでそれを他の人々に教えることができるんだ。
君自身と君の周りの人々に注意を向けて、
君たちのほとんどが、
物事に対して「いい!」と言うよりもずっと頻繁に
「いやだ!」と言うことにどんなに慣れきっているかを、
確かめてごらん。
しばらく観察してみると、
本来は自然な≪万事良好で幸せな状態≫を押しのけるために
人々がやっているありとあらゆることを、
君も理解できるようになるよ。
この練習を楽しんでごらん。
●「どこにでもある幸せ」より
○わかっただろう。
≪幸せ≫は本当はそこらじゅうにあるんだってことが。
○実はね、
それが流れ込むのを止めさえしなければ、
それはどこにでもあるんだ。
いつも変わることのない着実な≪幸せ≫の流れが、
常に君に向かって流れているんだよ。
そして、どの瞬間でも、
君はその≪流れ≫が流れるままにまかせているか、
それを押しのけているかのどちらかなんだ。
そして、
そのいつも変わることのない着実な≪幸せ≫の流れを流れさせたり、
押しのけたりできるのは、
君だけなんだ。
○君が他の人たちから学んでしまった
いろいろな抵抗のパターンを減らしたり、
取り除いたりするためのプロセスが
一番重要なんだ。
これまでずっと一緒に話してきて、
僕はこれを君に一番学んでほしいと思っていた。
なぜなら、物質界の生活で身につけてしまった抵抗さえなければ、
≪幸せ≫はごく自然に君に向かって流れ込んでくるものだから。
君たちのすべてに向かって、だ。
そして、この≪幸せ≫は、
君にとって自然なもので、
まさに君が受けるに値するものなんだ。
○「すべてはうまくいっている」
と君自身がはっきりと模範を示すことで、
多くの人々が
「本当に押しのけるべきものなど何もない」
ということが
理解できるようになるだろう。
「実は、いやなものを押しのけようとすること自体が、
≪幸せ≫が流れ込まないようになる原因なのだ」ということを。
●「生命のダンス」より
○そもそも君たちの地球を最初に創り出したエネルギーと同じものが、
今でも、地球を維持するために君たちの惑星に流れ込んでいるんだ。
決して途切れることのない≪混じりけのない至福のエネルギー≫が、
いつでも、君たちに向かって流れているんだよ。
○君たちの惑星を何百年もの間育んできた水は、
今、君たちの惑星を育んでいる水と同じものだってことを知っていたかい。
これが巨大なスケールでの≪万事良好≫というものだ。
君たちの惑星には、何か新しいものが外から運ばれてくることはない。
計り知れないほどの量の資源が存在し、
何世代も通して、再発見され続けてきているんだ。
壮大な生命の可能性はいつも不変なんだ。
そして物理的である人間たちは、
この完璧な状態を大小さまざまな規模やレベルで発見している。
○人に理解させることは君の役目ではないんだ。
君自身が理解しているだけで
十分みんなのためになるんだよ。
※1作目「サラとソロモン」完
(つづく)
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