気分は現実化するのだ! (2/13)

サラとソロモン


(つづき)

引き続き1作目「サラとソロモン」からのソロモン発言抜粋、第2弾です。

サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣 サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣
(2005/11)
エスター ヒックス、ジェリー ヒックス 他
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●「本当の自由」より

○君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、
君は罠にはまっているんだ。

なぜなら、
他の人々が考えることや行うことを、
君がコントロールすることはできないからさ。

自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、
その時には、本当に自由になれるんだ。

それは、君が夢見たことのあるどんな途方もない夢よりも
すばらしい自由だ。

そして、君が喜びを感じられるかどうかは、
君自身が何に対して自分の注意を向けることを選ぶか、
ということだけにかかっているんだよ。

○今、君が罠にはまったように感じているのは、
君が目撃した出来事に対して、
他の反応のしかたがあるとは思っていないからなのさ。

何かを目撃して、
それが君を居心地悪く感じさせる時は、
君はその状況に反応しているんだ。
そして君は気分をよくするただ一つの方法は、
状況そのものが改善されることだと思っている。

でも、
君は状況をコントロールすることはできないから、
罠にはまったように感じるんだ。

○ただ『味わい愛でること』を
ずっと練習し続けてごらん。

そうすれば、だんだん気分がよくなるよ。

これは君が理解できないほど
むずかしいことではないんだ。

楽しみ続けることだよ。

●「同じ羽毛の鳥たち」より

○類は友を呼ぶ。

お互いに似たもの同士は一緒に集まってくる
ということを表現する言葉だ。

同じ種類のものはお互いを引きつけ合う、
ということだ。

似ている物事のすべてについて、
そのことが当てはまるんだよ。

でもその「似ている」ということは、
いつも君が考えるようなことだとは限らない。

それは、たいてい、
見てすぐわかるようなことではないんだ。

(たとえ見えなくても)
それを感じることができるんだよ。

でもそれには練習が必要だ。

そして練習できるようになる前に、
まず何に注意を払っていればいいかを知らなければならない。

ほとんどの人々は基本ルールを知らないから、
何に注意を払えばいいかをわかっていないんだ。

そのルールの呼び名は
≪共鳴引力の法則(引き寄せの法則)≫
だ。

≪同じ種類のものはお互いに引きつけ合う≫
という現象だ。

全宇宙の中のすべての人々とすべての物事が、
この法則の影響下にあるんだ。

●「豆電球が同時に」より

○どの瞬間でも、君は、
自分の望んでいることに注意を向けるか、
望んでいるものが無いということに注意を向けるかを
選ぶことができるんだ。

君が望んでいるものに注意を向けている時には、
ただそれを見ているというだけで、
君自身の波動もそれと同じ波動になるんだ。
君がそれと同じになるんだ。

○君のベッドと同じくらいの大きさの光の板を思い浮かべてごらん。

クリスマス・ツリーに飾る小さな豆電球みたいな小さな光が、
何千も表面から突き出している板だ。

光の海原だ。
何千もの光があって、
君はこの光の一つだと考えてごらん。

君が何かに注意を向ける時、
ただ君がそれに注意を向けているというだけで、
この板の上の君の豆電球がついて、
その豆電球の波動は君が注意を向けている対象と
同じ波動になるんだ。

そしてその瞬間、
板の上の豆電球の中で
その時の君の豆電球の波動と調和する波動を持つ豆電球が
全部同時につくんだ。

そして、ついている豆電球全部が、
その時の君にとっての「世界」ということになる。

それが、その時の君の波動で
接近できる人々や経験だ。

○君が嫌いな何かを見ていて、
それに気がついて、
それを押しのけようとして、
それについて考えている時、
君は君の≪光の板の豆電球≫をつけているんだ。

それによって、同じいやなことを
もっと経験することになる。

いやな奴が近くにいない時でさえ、
君の波動がその波動と同じになっていることが
よくあるんだ。

いやな奴が近くにいた時に起こった最近の出来事を
君が思い出しているだけで、そうなるんだ。

以上のことの利点は何かというとね。

君がどう感じているかに気づいていれば、
君の波動がどんなものと調和する波動になっているかが
いつでもわかるんだ。

○君が幸せな時はいつでも、
君が味わい愛でる気持ちを感じている時はいつでも、
つまり、人々や物事の良い側面に気がついている時はいつでも、
君の波動は君が望んでいることと調和する波動になっている
ということなんだ。

でも、君が怒っていたり怖がっていたりする時はいつでも、
また、君が罪の意識を感じていたり落胆していたりする時はいつでも、
その瞬間においては、
君の波動は自分が望んでいないことと調和する波動になってしまっているんだ。

○君が感じている気持ちというものは、
いつでも信頼できるものなんだ。

それは君を導いてくれる仕組みなんだ。

このことをよく考えてみるんだ。
君の周りの人々を観察する時、
君が感じる気持ちによく注意してごらん。

君の波動が何と調和する波動になっているかを、
自分で自覚してごらん。

○君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、
君は罠にはまっているんだ。

なぜなら、
他の人々が考えることや行うことを、
君がコントロールすることはできないからさ。

自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、
その時には、本当に自由になれるんだ。

それは、君が夢見たことのあるどんな途方もない夢よりも
すばらしい自由だ。

そして、君が喜びを感じられるかどうかは、
君自身が何に対して自分の注意を向けることを選ぶか、
ということだけにかかっているんだよ。

(つづく)