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センザイにアタックなのだ! (2/2)


(つづき)

さて、「考えること」に限界があるとして、
「考え」が行き詰ったら
どうしたらいいのでしょうか?

「考える」以外の別の材料、
あるいは新たに「考え直す」ための元ネタは
他に無いのでしょうか?

ちなみに「他人に委ねる」という選択肢は
ここでは無しですヨ。
どんなに立派な人の考えであろうとも
最後にどの考えを採用するのかは
結局それが本人の「考え」であり、
自らの責任だからです。
これは
「自分に起こることは全て自分の責任(自己責任の原則)」
ということでもあります。


「意識」して行うこの「考える(思考)」というものは
「顕在意識」での情報処理と言えます、
ですので、「考える」以外の手としては、
「無意識」=「潜在意識」を利用すること
になります。

そしてこの「潜在意識」からの情報を入手する方法は
インスピレーション直感に従う
ことがまず考えられます。

その他にも自分が五感で感じたことに注意を払うことで、
シンクロニシティ(共時性:偶然の一致)」からヒントを得る
方法もあります。
テレビや新聞でふと目に止まった単語や映像が
ヒントかもしれませんし、
あるいは電車で乗り合わせて
「ッタク!ウッセーナ!」と感じるおしゃべりマダム達の言葉に
ヒントが隠されているかもしれません。

何か気に止まったものをキッカケに
自分独自の連想をしてみる
のです。

それが本当に「潜在意識」からの情報と合っているかは
直ぐには分かりません。
一つ言えるのは、自分が期待していた通りであったり
恐れていた通りであったりする場合は
合っている確立は低くなります。
それはあなたが素直に見たのではなく、
考えている通りに見ただけの可能性があるからです。

入手した情報が単独では全く意味不明な場合は、
とりあえず中立な立場でメモるだけに
とどめておくことです。

そして複数の情報が集まってから、
連想ゲームをはじめる方が良いでしょう。

まぁ、一般の人が「潜在意識」を活用する方法としては
このような「インスピレーション」、「シンクロニシティ」、
あとは「夢」を利用するくらいなものでしょうか・・・。


この「潜在意識」については
自分自身だけの情報と思われるかもしれませんけど、
かつて心理学者のユングは
「潜在意識」=「無意識」について
「個人的無意識」「集団的無意識」
二種類に分けて説明しています。

「個人的無意識」については理解できると思いますが、
「集団的無意識」についてはちょっと分かりづらいと思います。
というのも、個人的な無意識情報の中で、
ただ単に他人と共通な情報という意味であれば
わざわざ分類する意味があまり無いからです。

なぜあえて分けているかと言えば、
それは個人を超えたまったく別なものとして、
共通する無意識が存在すると確信したからこそ
ユングは「個人的~」と「集団的~」を分けたのです。

このオカルティックな発想は、
タケルのようなスピ系オタクからすると
違和感ないのですが
学問の世界ではある意味
画期的なことです。

そしてこの個人を超えた「集団的無意識」があるとするなら、
この情報をできるだけ活用したいものですし、
入手できればありがたです。

いわゆる悟りを開いたと言われる人達(覚者)は
少なからず一回はこの無意識に、
意識がある状態でアクセスすることを経験した人のことだと
タケルは思っています。

比較的容易に無意識(潜在意識)に
アクセスできるのであれば、
簡単に答えが手に入りそうで、
これは便利ですよねぇ。
(魂修行には逆効果な面も多そうですけど。)


この無意識(潜在意識)に意図的に繋がろうとすることが
いわゆる「瞑想」することになります。

四の五の考えずに、
心を落ち着けてリラックスし瞑想状態に入ることで、
顕在意識で考える以上の情報や、情報のヒントを
集団的潜在意識から得ることができる
かもしれません。
※実際の情報入手手段は結果的に
「直感」や「シンクロニシティ」になるかもしれませんが
その質に間違いなく変化が出るはずです。

この「瞑想」というものは
これからの時代にとても重要なポイントと思っていますが、
ここで「瞑想」を本格的に説明することにつきましては、
タケルの範疇ではないので、やめておきます。

ということで、今回のまとめとしましては、
考えに行き詰まったら、
(あるいは行き詰らなくても、)

リラックスして瞑想をしてみることを
おすすめします。

※注意点として、
潜在意識の情報を活用しようとする場合に
もし「隠れた恐怖や思い込み」があれば、
その情報がエゴ等によって変換されて
理解される可能性もあります。
この点については、
先の記事「みなナミなのだ! ~カルマ克服法~」を
参照ください。

(おしまい)

タケル:

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