みなナミなのだ! ~カルマ克服法~ (3/4)
(つづき)
「隠れた恐れや思い込み」を明確にし、
解消することを目的したツール(チェックシート)を
「原因解明ステップシート」として作成してみました。
これによりカルマの克服まで行おうというものです。
これは、リズ・ブルボーさんが書かれた
「官能とセクシャリティ―「こころ・からだ・たましい」のレッスン」
という著書の巻末に、
「原因解明ステップ」という手順が紹介されており、
それにタケルがアレンジを加えたものです。
(ステップ1,2,3と4の前半がオリジナルで、それ以外を追加しました。)
とりあえず、使ってみてくださいな。
簡単に説明しますと、
●ステップ1「問題と気持ち」
「現在のあなたが抱えている問題と、
その問題に直面したときのあなたの気持ち」を明確にする。
これがあなたのカルマにより引き起こされた事象になります。
(ダルマの可能性もありますが、
その場合は「問題」ではなく「課題」や「計画」としましょう。
ダルマであれば「気持ち」も軽い方に向くハズです。)
●ステップ2「障害・損害」
「その問題を抱えていることにより、
あなたの人生において何がさまたげられているか?」
を明確にし、
これにより、あなたの「ニーズ」、「欲求」を明確にします。
●ステップ3「隠れた恐れ・思い込み」
「私がそのニーズに応えたとしたら、
私の人生にどんな不愉快なことが起こるだろうか?」
を考え、
そこから自らの抱えている、
「隠れた恐れ・思い込み」
を掘り起こし、明確にする。
ここで注意するポイントは、
ニーズが実現できていない(問題があり続けている)
ということは、
それを妨げている「隠れた恐れ・思い込み」が
必ず存在するはずです。
これを明確化するのを邪魔する、
自らのエゴやマインドの声に惑わされないことです。
●ステップ4「修正」
「隠れた恐れ・思い込み」を発見することができたら、
次のように自問してみる。
「この恐れや思い込みは、本物なのだろうか?
本当に現実を反映しているのだろうか?
私は、これからもずっとこの恐れや思い込みを
持ち続けるのだろうか?」
そして「隠れた恐れ・思い込み」それぞれに対して、
それを打ち消すアファメーションを作成する。
●ステップ5「許可」
「ニーズ」を実現することを
自分自身に許可するアファメーションを作成する。
●ステップ6「手放し」
「ニーズ」を忘れ、大いなる全てにゆだね、
自分の気が楽になれる言葉を作成する。
(サンプルのままでもOK。)
●ステップ7「解消」
以下の手順により、
「隠れた恐れ・思い込み」を解消する。
①【ステップ3】「隠れた恐れ・思い込み」のそれぞれに対して、
【ステップ4】「修正」を心を込めて、
引っ掛かりがなく、気持ちがフッと軽くなるまで読み上げる。
②【ステップ5】「許可」のアファメーションを、
抵抗がなくなるまで読み上げる。
③最後に【ステップ6】「手放し」の言葉を唱える。
他にも自分が気の楽になる言葉があれば、
追加、変更しても可。
補足としましては、
各自の発する「隠れた恐れ・思い込み」の波動が、
「問題」を引き寄せ、そして「気持ち」を感じ、
その「気持ち」の波動がまた
「隠れた恐れ・思い込み」を共鳴させます。
そのため、表面化している「問題」自体を
解決しようとするのではなく、
「隠れた恐れ・思い込み」の解消が、
人生の課題やカルマ等を克服する
最大のポイントとります。
(そのため「問題」は「問題」ではなく、
「手掛り」ということです。)
ちなみにリズ・ブルボーさんの著作につきましては
「【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人」
が評価が高いようです。
難点は各章の最後にエクササイズがあり、
なかなか先に進めず、
タケルも途中で止まってます。
軽く読みたい人は面倒な本かもしれませんが、
本気で内からの自己変革を考えている人には
最良の本かもしれません。
(つづく)
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