「幸福」は存在しないのだ! ~幸福感論~(7/7)

考え方


(つづき)

「幸福感」のお話も長くなりましたので
そろそろ締めましょう。

最後に、
なぜ幸福感という感覚が
あるのでしょうか?

それは、
この宇宙が調和しつつ発展していく
うえでの指標、羅針盤となるから

です。

これまでの記事にありましたように、
真の幸福感は
「愛に基づき調和しつつ発展」
していくことで
感じることができるものです。

そしてあらゆる存在は
この指標をベースに生きているのです。

もしこの「愛に基づいた調和しつつ発展」
の要素が根底になければ

この宇宙は混沌とし、無味乾燥な
空間となっていることでしょう。

物理学では、
エントロピー増大の法則
(熱力学第二法則)
というものがあり、

あらゆるものは、
拡散していくことが
基本になっています。

にもかかわらず、
確固とした星があり、惑星があり、
地球には生物がいます。

そして消え去ることなく
存続し続けています。

ということは、
何らかの、引きつけ合いつつ
安定して成長させるエネルギーが
存在しなければなりません。

このエネルギーを敢えて言えば
「愛」ということになり、

「愛に基づく調和と発展」により
この世界が安定して成長
し続けている
のです。

 ココは最重要ポイント!

以上のことから結論として、
私たちにとって、
「幸福感」を感じるように生きることは
権利ではなく義務

になるんです。

「幸福感」を感じていない状態
でいるのは、この宇宙の成長を
妨げていることになるからです。


ということで、
これまでの記事を要約すると。

1.「幸福」はなく「幸福感」がある。

2.「幸福感」であれば
   すぐに「幸せ」になれる。

3.「ご機嫌ストック」をためて、
   いつも思い出し、
  「幸福感」の波動を出す。

4.自分の存在価値を認め、
  自分を愛する。

5.「幸福感」を
  本当に感じられるのは
  自分を愛し
  「調和しつつ発展」しているとき。

6.(インフレーション)宇宙が
  存続できているのは、
  「愛に基づいた、
  調和しつつ発展」
  の要素があるから。

7.「幸福感」を感じて生きるのは
  義務!

といった、
ところになります。

「幸福感論」おしまい。)