「幸福」は存在しないのだ! ~幸福感論~(4/7)
(つづき)
引き続き「幸福感」についてのお話です。
「幸福感」に、
「調和」と「発展」
の2種類があるとして、
その前に確立しておくべきこととは、
自分が価値ある存在であることを許し、
自らの存在自体の価値をシッカリ認め、
自分自身を大切に、尊重すること!
です。
平たく言うと
自分を愛せ!
ということです。
タケル自身は自分を愛したり、
嫌ったりといった感覚が、
あまり無いので
よく分からないのですが、
一般的には
「汝自身を愛せよ!」
ということになるかと思います。
人はとかく、
自己の存在価値や
自己存在感を求めているものです。
特に内観的なタイプの人は
「自分は生きていて意味があるんだろうか?」
なんて考えてしまうものです。
そういう方は、まず
「生きてること自体に価値がある。」
と考えてもらいたいです。
例えば、
男性であれば、尊敬される立場や
女性であれば、美しい容姿などに憧れ、
仮に本人としては
自分にそれが不足していると考えて、
それを求めても、
思うように手に入らず挫折し、悩んだり、
また逆に最初から憧れるものを否定する、
などして、
いずれにせよ最終的に
「自分は価値がないんだ」 なんて
思っているかもしれません。
でも、ものは考えようです。
尊敬される立場や容姿端麗な人は
甘い人生修行を経験しているだけ
だと思えばいいのです。
将棋の棋士だって、
上段者になるほど弱い相手には
強い駒を落として対戦します。
不利な立場で生きてる方が、
魂的にはより大きく成長できるチャンス!
自分は有段者だ!
とでも思っていましょう。
もし、仮に自分を愛せない
という人がいるならば、
まず、
軽症の人は
「自分を愛します。」 と、
中症(?)の人はその前に、
「自分を愛せない自分を許します。」
と口に出して言い、
自らに許可を与えることです。
この時大切なのは
「口に出して言う」こと。
そして自然に口に出るようになるまで
何度でも言い慣らすことです。
車や自転車の操作と一緒で、
無意識で体が覚えるまで
やってください。
「自分を愛せない自分を許します。」
という言葉も
ひどく抵抗があって言えない人は、
「許せない自分を許します。」
からスタートです。
これも言えない人は、
「許します。」
の一言からスタートです。
それでも言えない重症な人は・・・
(つづく)
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