風を吹かせたのは桶屋なのだ!(1/4)
今回はちょっとだけ経済チックと言いますか
世の中の動きを見るうえでの視点についてのお話を。
:
最近は円安の影響もありガソリンが高いですよねぇ。
近くのスタンドはリッター160円前後です。
20数年前は今以上に円安だったのに、
ガソリンはずっと安く、
リッター80円台の時もあったように記憶しています。
今と比較するとおよそ半額です。
要は原油価格が上がってるということです。
1986年は1バレル15ドルくらいだったのが、
今は100ドルほどと、約6倍ですから、
そう考えると、160円でも安いのかもしれません。
石油は私が小さいころ、
「あと20~30年しかもたない。」
って言われてたはずですけど、
30年以上たった現在、
枯渇するどころか
「あと40年しかもたない。」
なんて言っています。
きっと100年後には
「あと200年しかもたない。」
とか言ってるかもしれません。
これは省エネの努力だけでなく、
新たな油田が見つかったり、
石油は化石燃料だけでは無い
といった調査もあるようで、
結局我々の理解している範囲が変わったことで、
何年もつかも変わり続けているようです。
小さいころから不思議に思っていたのは
「埋蔵量」って本当に合ってるんだろうか?
土の下の油の量を
どうやって正確に調べているんだろう?
ってことです。
で、どうやらそこまで正確ではないようです。
もしかすると、
例えばxx油田の埋蔵量が
100億バレルと言われていたのに、
どこかしらの都合によって、
1000億バレルになったり
10億バレルになったりするかもしれません。
昨今原発も当てにならなくなり、
より石油エネルギーの立場は
強くなってしまいました。
現時点では我々の生活に
この石油エネルギーは無くてはならないため、
それだけに石油価格は
経済に大きな影響力を持っています。
でも、他にもエネルギー源は
色々とあるはずなのに、
何故ここまで私たちは、
いまだ不安要素の多い石油に
依存し続けてしまっているのでしょうか?
原発を除き大多数のエネルギーは
結局太陽エネルギーの成れの果てなので、
まずは太陽エネルギーからアプローチするのが
近道のようにも思いますけどね。
(つづく)
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